YAGEO、芝浦電子の「公開買付者に対する質問」に対する回答書を提出
2025/05/28YAGEO Corporation(台湾証券取引所: 2327、以下「YAGEO」)は、2025年5月9日より、NTCサーミスタ・温度センサの日本における大手メーカーである株式会社芝浦電子(東京証券取引所:6957、以下「芝浦電子」)の株式の取得を目的とした公開買付け(TOB)を開始いたしました。これに関連して、YAGEOは、2025 年5月21日付で芝浦電子が公表した「YAGEO Electronics Japan 合同会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明(留保)のお知らせ」(以下、「5月21日付芝浦電子意見表明プレス」)の添付書類として「公開買付者に対する質問」(以下、「質問状」)を受領しております。YAGEOは当該質問状を真摯に検討のうえ、本日、回答書をEDINETに提出しましたので、お知らせいたします。
回答書の全文はこちらからご覧いただけます:
質問状に対する回答書と併せて、5月21日付芝浦電子意見表明プレスに対するYAGEOとしての考えを述べさせていただきます。
まず、6,200円というYAGEOの公開買付価格は、ミネベアミツミが提示している5,500円という価格を12.7%も上回っているにも関わらず、芝浦電子は、①YAGEOと芝浦電子の具体的なシナジーについて依然として不明確であること、②外為法の審査状況により、YAGEO 取引の実現可能性に疑義が生じていることの2点を主張しております。
一点目のシナジーにつきましては、YAGEOは、芝浦電子からの2回にわたる質問状の回答(3月6日付回答書及び3月26日付回答書)及び面談でのシナジーのご説明に加えて、2025年5月13日付で、芝浦電子がYAGEOグループに加わることによる、芝浦電子のさらなる成長とシナジー創出についての考えを改めて説明するプレスリリースを公表しております。しかしながら、5月21日の意見表明に至るまで当該プレスリリースに対する芝浦電子からのご質問は一切ございませんでした。YAGEOは常に芝浦電子との協議を実施し、特に技術面で想定されるシナジーを具体化する用意があるにも関わらず、一方的にシナジーが不明確である、と断言されてしまうのは残念でなりません。
製造面に関しては、YAGEOの粉体工場やデザインセンターを芝浦電子と共有し、潜在的なシナジーについてご議論できればと考えております。同時に、YAGEOは芝浦電子のNTCにおける技術力に敬意を持っており、芝浦電子とYAGEOの製造チーム・ビジネスチームとの深い議論によって、YAGEOが芝浦電子に何をもたらせるかより探求できると考えております。また、芝浦電子との更なる議論を通して、これらの機会を活用するための具体的な実行プランを共に策定することができると考えております。
二点目の外為法等の承認につきましては、YAGEOは、経済産業省及び関連当局の協力を得ながら、定められた手続きに基づき誠実に協議を続けており、関連当局の質問や懸念点に全て対応させていただきながら、着実にプロセスを進めております。YAGEOが2025年5月9日に提出した公開買付届出書に記載しておりますとおり、公開買付期間(延長した場合も含みます。)の末日までに外為法に係るクリアランスを取得できる合理的な見込みにはいささかの懸念も感じておりません。また、公開買付けの開始前ではなく、公開買付けの期間中に全ての主要な許認可を取得することは一般的なプラクティスです。
YAGEOは常に、芝浦電子の優れた製品技術と人材を高く評価し、敬意を持っております。YAGEOは、営業・販売リソースを拡充することで、芝浦電子の優れた技術を世界中に拡販していくことを目指しております。すなわち、YAGEOは、芝浦電子の技術が真にグローバルステージで光耀するために必要なリソースを提供することにより、芝浦電子の「技術の推進」を追求し、芝浦電子の企業価値の向上、ひいては、株主共同の利益を最大化することを企図しております。YAGEOが、先日公開買付価格を6,200円に引き上げたのは、芝浦電子とYAGEOの統合により実現される芝浦電子の成長や、創出されるシナジーの達成確度に係るコミットメント及び自信の証左です。念のために付言しますと、YAGEOは、芝浦電子の貴重な技術や価値を毀損するようなことは決して行わず、両社及びそれぞれのステークホルダーの皆さまの発展に向け、相互の利益のために協業することをお約束いたします。
過去3年間にわたり、YAGEOは様々な方法で貴社との対話を試みましたが、これまで芝浦電子との面談の機会を一度しかいただいておりません。しかし、芝浦電子の取締役会及び特別委員会が、芝浦電子の企業価値の向上、また芝浦電子のステークホルダーの皆様の利益を最大化することを企図したYAGEOのご提案を真にご理解いただくまで、YAGEOは、繰り返しご説明差し上げることを惜しまず、芝浦電子からのご要請に真摯にご対応させていただく所存です。本質問状に関する内容に限らず、今後芝浦電子又はその特別委員会から面談を通じた対面での説明及び議論についてご要請いただいた場合には、YAGEOは芝浦電子又はその特別委員会に直接お会いすべく訪日し、最大限且つ速やかに芝浦電子による要請に応えていく所存です。
YAGEOについて
1977年に設立され、本社を台湾に置くYAGEOは、電子部品ソリューションを提供するグローバル企業です。業界を代表するブランドの受動部品技術を幅広く取り揃え、年間売上約40億米ドル、40,000人以上の従業員を抱えています。YAGEOは35か国に61の製造拠点、20の研究開発センターを有しており、電子部品のリーディングポートフォリオを展開するとともに、グローバルな生産・販売ネットワークを活用し、多様な顧客ニーズおよび市場の要求に応えています。
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YAGEO投資家・広報関連(英語及び中国語)
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